店を探す人の多くは、ホームページより先にGoogleマップを開きます。マップに出る情報を作っているのが「Googleビジネスプロフィール」(無料)。ここを整えるだけで、サイトを作り直すより先に数字が動く店があります。タカネコヤ(うどん・円頓寺)が公開3週間でGoogleマップに「高評価」のバッジが付いた順番で書きます。
1. カテゴリを一つに絞る
「うどん店」「和食店」「居酒屋」と欲張ると、どれでも出なくなります。一番来てほしい客が検索する言葉を、メインカテゴリに。
2. 営業時間と定休日を、サイトと揃える
マップとサイトで営業時間が違う店は驚くほど多い。Googleは「どちらが本当か分からない店」を下げます。臨時休業は「特別営業時間」で当日に入れる。
3. 写真は、外観・料理・店内を各3枚
プロの写真でなくていい。ただし外観は「この店だ」と分かる角度で。看板・入口・通りからの見え方。料理は名物を真上と斜めから。店内は客席の雰囲気。
4. クチコミには、全部返信する
星の数より、返信があるかどうかが見られています。低い評価にこそ、短く丁寧に。定型文でなく、その人の言葉を一つ拾って返す。
5. 「投稿」を月に2回
新メニュー、季節、休みの案内。写真一枚と3行で十分。更新している店だとGoogleと人の両方に伝わります。
6. 住所の表記を全部同じにする
「2-19-18」と「2丁目19番18号」が混ざると、別の店として扱われることがあります。マップ、サイト、Instagram、食べログ、全部を同じ書き方に。
7. サイトからマップへ、マップからサイトへ
サイトに「地図」のリンク、マップに「ウェブサイト」のリンク。この行き来があると、両方の評価が上がります。うちが作るサイトでは、ここを最初に確かめます。
Googleだけで終わらせない:Yahoo!マップ・Appleマップ・Bing
地図はGoogleだけではありません。iPhoneの「マップ」アプリで店を探す人はAppleマップを見ていて、Yahoo!で検索した人にはYahoo!マップが出ます。この2つは放っておくと、住所や営業時間が古いまま載っていることがあります。
- Yahoo!プレイス(無料)に店を登録し、Googleと同じ営業時間・写真・電話番号に揃える。Yahoo!検索とYahoo!マップ、LINEの地図にも反映されます
- Apple Business Connect(無料)でAppleマップの店舗情報を自分のものにし、営業時間・写真・「予約」や「メニュー」の導線を入れる。iPhoneの人が地図から電話をかけるのはここです
- 3つの地図で住所の書き方・電話番号・店名の表記を完全に同じにする。ずれていると別の店と判定されます
もう一つ、Bing Places for Business(無料)。Windowsのパソコンで「地図」や「Copilot」から店を探す人、ChatGPTの検索が参照しているのもBingです。Googleの情報を取り込む機能があるので、登録は10分で終わります。
うちがサイトを作るときは、Google・Yahoo!・Apple・Bingの4つを同時に整えて、サイトの構造化データ(店名・住所・営業時間の機械語)と一致させます。
順番が大事
7つを一気にやるより、1→2→7を今日やって、3〜6を1か月かけてやる方が効きます。サイトの作り直しを考えている店も、先にここをやってください。3分の診断で「地図へのリンク」と「電話のタップ発信」も見られます。
書いた人:和田裕史(一般社団法人脳育ギフトアカデミー 理事)。銀行・放送局・不動産・生命保険・注文住宅で売ってきて、いまは店のサイトを作っています。見積もりの前に、サイトを先に作ってお見せするのがうちのやり方です。
